運気について
«男女などの相性について»
恋愛運や結婚運などの相性を、占い師や霊能者に視てもらう時、既に依頼者にフィアンセ(婚約者・恋人)がいる場合もあるだろう。友人知人或いは、職場の関係者や取引先の人間との相性や、もっと大きな相談では企業間の相性など、相性と言っても色々あるが、相性の良し悪しに関して基本的な考え方は全て同じだ。此処で相談者にとって一番の問題は、結婚相手・恋人が既に居るケース、職場などで人間関係が始まっているケースだ。既にその関係が結ばれていたり、関係を解除できない時に、今更相性が悪いと鑑定されてもどうしようも無い場合も多い事だろう。
もし男女の相性が悪い場合はこう考えると良い。相性が悪いと関係を続ける事が無理な訳ではなく、相性が悪い分だけ努力が増えると考える事だ。これは全ての相性に当て嵌まる。もちろん最悪の場合は、双方の悪因縁でとても関係を維持できない事もある。
今回の話は、男女関係や友人関係で説明するのが一番分かり易い。究極に相性の良い関係だと揉め事はもちろんの事、言い争いも無いほど関係は良好に進んでゆく。余談だが、この様な良好な関係でも些細な事から最悪の関係に発展してしまう事もあるが、それが正に悪因縁が発動し加速した非常に分かり易い現象だ。その逆に相性がそこそこ悪くてもお互いが努力し合う事で、言い争いや喧嘩は絶えないが、仲が良いほど喧嘩をすると言われるように、相性の悪さをお互いの努力によってカバーする事が可能だと言う例だ。
つまり纏めると、現代社会のように複雑多様化した価値観の違う環境で育った人間同士は、多かれ少なかれどの関係であっても決して相性が良いとは言いがたい世の中になっている。人と動物の大きな違いは、道理によって物事を判断する理性を持っている事だ。この理性を更に成長させ四魂に刻んで、四魂を成長させる事こそが、人間の望ましい生き方に他ならない。相性の悪い者同士が、お互いの努力によって如何に克服する事が出来るか、それが魂と言う存在の長い未来を見据えた時に、悪因縁の解法には繋がらないまでも、悪因縁の現象を和らげる事に繋がるのは間違いない。
神政館を一人でも多くの縁者と縁を繋ぐ方法として、ブログ読者には手を煩わせるが、神政館のサイト〔螺神梁サイトを含む〕・ヤフーブログ両方に記事を書く事にする。
陰陽師・神政館 螺神梁店主
