«糸魚川のヒスイ»

先日神業で新潟県糸魚川市の翡翠峡へ行く事があった。翡翠と言えば我が国を代表する国石である水晶の次に有名な石だ。

特に古事記などにも登場する奴奈川姫（ぬなかわひめ）は有名で、大国主命の奥様でもある訳だ。以前にも記述した事があるが、現在ネット販売等々で出回っている翡翠の多くは、正規のルートの物ではない。昭和の初期に、ある人物が欲に駆られてヒスイ峡から栃木県日光に運び出した筋の悪い商品だ。

その見極めは難しく、余程の霊感か直感力が備わっていない限り見分けるのは難しい。しかし、霊感や霊視で正邪の区別が付けられる者ならば一目瞭然だ。何故なら、そのヒスイには何も守護が就いていないからだ。今回私は地元業者の方から、正規の許可が下りたヒスイの原石を手に入れた。その人(業者)の四魂の質が良いのでバッチリだ。その他に、糸魚川の川原の石(薬石)で古代勾玉を象った勾玉も手に入れた。ヒスイではないが正真正銘、ヒスイ峡の川原の石(薬石)なので入魂等の仕掛けは完璧だ。更に言うと、日本人には日本の石が適しているのは当然だ。

螺神梁で今回紹介するヒスイの原石と薬石勾玉には、奴奈川姫とヒスイ峡を守護する龍神族を入魂し、縁者の守護も担当して貰う事に成った。奴奈川姫の四魂と通法入魂するヒスイには、同時に四神が入魂する事に成る。貴方の守り神となり、男女に限らず人と人とを結ぶ縁結びの神として力を発揮してくれる事だろう。


陰陽師・神政館　螺神梁店主

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