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石の効果効能

«2013年巳年(大神神社)»

2013年の干支は巳年。今年は巳年に因んで、螺神梁では蛇の水晶の彫り物に巳さんを入魂して、健康祈願・商売繁盛・仕事運上昇の後押しとして祀ってもらいたい。

巳さんの象意は水の神様だ。ここ関西で巳さん信仰と言えば、有名な奈良の三輪明神、大和の国の一宮三輪明神の大神神社(おおみわじんじゃ)と言う訳だ。



かなり以前に紹介したが、関西圏の霊能者や新興宗教の教祖が良く行く事でも有名な神社だ。神社としての格式は高く、大きな鳥居と厳かな雰囲気だけは抜群だ。夜が明ける直前の早朝に弟子を連れて参拝している姿を見ると、どんなへなちょこ霊能者や宗教教祖であっても、さすがに舞台の上とあって、誰でも威厳があるように感じるから如何に見た目が大事な事か良く理解できる。馬子にも衣装とは此の事だ。







大神神社と言えば、御祭神は古事記にも登場する大物主神(おおものぬしのかみ)と、配祀には大己貴神(おおなむちのかみ)と少彦名神(すくなひこなのかみ)と成っている。御神体は本殿の裏山である三輪山そのものが御神体だ。大物主神とは、倭大物主櫛甕魂命(ヤマトオオモノヌシクシミカタマノミコト)の大国主の和魂で、大己貴神(おおなむちのかみ)は、大己貴神の幸魂と奇魂と言う事だ。大己貴神とは大国主の別名だ。ややこしいが、つまり大国主が祭神と言う事だ。大国主と言えば水分界、水分界といえば水分嶺の象意、水分嶺(ぶんすいれい)とは山頂の水の分かれ道があるところ、神目奥の院も日本海と瀬戸内海に山頂の湧き水が別れる水分嶺のある場所だ。

神の働きを四魂の働きに分けて、呼び名を変えてそれぞれの四魂を祀った訳だ。この事が神をややこしくしている。しかし残念な事に、現在の大神神社に大国主は不在だ。不在な理由は因縁が絡んでいるので此処での説明は省く事にする。

人間にとって無くては成らないものは綺麗な水だ。水を支配する者は世界を支配すると言える。水の都日本国は、正に水分界が守護する国に相応しい水の豊かな国だ。当然水の神である巳さん信仰も各地に伝わる訳だ。





巳さん信仰と言えば、やはり大神神社の境内にある巳さんが住んでいるとされる御神木が有名だ。此処の巳さんが有名に成ったのは、神の使いの巳さんにしては霊格が低い巳も多くいて、中でも霊能者や宗教教祖の言うことを聞く馬鹿な巳が多い事が理由だ。

霊能者や宗教教祖も神の使いの巳さんを神と勘違いしている場合が多い。言う事をよく聞くので=ご利益もあると言う事だ。そのご利益も霊能者や宗教教祖は自身のお陰とでも言いたいのだろう。霊能者や宗教教祖など霊格の低い四魂の持ち主と、霊格の低い神の使い巳さんとが、最も利害関係の一致する珍しい神社だと言える。誰の言う事でも割合聞いてくれる敷居の低い神社の代表だ。

そこで、今年の干支と言うことで、大神神社の神の使いでもある巳さんの中でも霊格の高い連中を呼び寄せた。努力をしない者の後押しをするようなご利益(許可)は与えていないが、来年こそはと頑張れる前向きな人ならば、一生のお供に連れてみては如何だろう。人間の立場に立ってご利益を与えてくれる事は間違いないと言う珍しい神の使いでもある。

神政館を一人でも多くの縁者と縁を繋ぐ方法として、ブログ読者には手を煩わせるが、神政館のサイト〔螺神梁サイトを含む〕・ヤフーブログ両方に記事を書く事にする。


陰陽師・神政館 螺神梁店主